審美歯科・セラミック治療は保険適用されないため、なるべく値段の安い歯科医院で治療を受けたいと思う方もいるでしょう。しかし、天然の歯に近い見た目を実現する前歯の治療や、割れたり欠けたりしにくい奥歯の治療には、それぞれ重視すべきポイントがあります。治療後に後悔しないためには、安いだけではない、品質にもこだわった上手い歯医者さんを選ぶのがおすすめです。
こちらでは、当院のセラミック治療の特徴をご紹介いたします。
セラミックの詰め物や被せ物を自然で美しい見た目に仕上げるには、治療過程での「精密な型どり」や「土台の歯を削る技術」が必要です。また、その素材にセラミックを使う治療は、割れにくい耐久性を考慮した「入念な噛み合わせの分析」も不可欠です。これらは豊富な経験を積み、高度な技術を習得した歯科医師にしか行えないことであり、誰でもできる訳ではありません。
当院では、セラミックの白い詰め物や被せ物などの審美歯科分野で30年以上(※)の経験がある院長が治療を担当いたします。長い年月の中で研鑽し、知識と技術を磨いてまいりましたので、より美しく長持ちする詰め物・被せ物をお作りすることが可能です。
治療する歯がたとえ1本でも、その歯の治療は患者さまのお口の中で大きな意味を持ちます。あらゆるニーズに応えられるよう、1本1本の歯に対して丹精を込めて治療するのが私どものポリシーです。
患者さまの中には、当院の審美歯科治療で被せ物を入れてから、20年以上(※)トラブルなくお使いいただいている方も多くいらっしゃいます。皆さまに安心して治療を受けていただけるよう、長きにわたって数々の審美歯科治療を手がけてきた院長が専門的に対応いたします。
※2021年現在
セラミック治療において「精度」にこだわりを持つ当院では、精密な詰め物・被せ物を作製するために、マイクロスコープを使ったセラミック治療に注力しています。マイクロスコープは手術用の顕微鏡であり、治療部分を5~20倍程度まで拡大して見ることが可能です。日本の歯科医院での保有率が3~4%といわれる中で、私どもはこうした最新の医療機器を導入し、精度を重視したセラミック治療を行っています。
精度にこだわったセラミック治療によって、天然の歯と並んでも遜色ない見た目の詰め物・被せ物をお作りできます。
例えば、詰め物の場合は歯との境目、被せ物の場合は歯ぐきとの境目をピッタリと合わせ、歯と歯ぐきとの間に段差ができないようにすることが、美しく見せる上で重要です。また、境目が自然だと見た目が美しいだけではありません。隙間がないために汚れも付きにくくなり、虫歯が再発する可能性も低くなるという大きなメリットがあるのです。
マイクロスコープを使用して行う治療はミクロンの世界まで追求でき、見た目はもちろん、虫歯の再発防止を視野に入れた治療を実現できます。
上記のような段差のない詰め物や被せ物をお作りするには、土台となる歯を精緻に削る細やかな作業以外にも、精密な型どりが不可欠です。
そこで当院では、型どりの道具をオーダーメイドで作製。患者さまのお口に合わせた「個人トレー」や、「個歯トレー」と呼ばれる1本1本の歯の形状に合わせたトレー(型どり材を載せる器)を、一人ひとりにお作りしています。そして型どり材は、変形が少なく精密な型どりができる、シリコン製の素材を使用しています。
当院では、機械が自動的にセラミックを削り出して詰め物・被せ物を作製する「セレックシステム」を導入しています。そのため、1日で治療を終えられる「ワンデーセラミック治療」が可能です。
補綴物の作製は歯科技工所に依頼するのが一般的で、その場合はどうしても出来上がりまでに数日~1週間程度の時間が必要になります。治療の流れとしては、1回目の治療で歯を削って型をとり、2回目の治療で詰め物や被せ物を装着します。
しかし「セレックシステム」なら、歯科技工所に外注せず院内で詰め物や被せ物を即日作製できるため、1回の通院で治療を終えることが可能になりました。当院の場合、最短2時間でセラミックの詰め物・被せ物をセットできます。
「出張があるから早く詰め物を入れたい」「旅行や人前に出る予定があるから、この日までに被せ物を装着したい」など、患者さまのご都合に合わせた治療も可能です。お気軽にご相談ください。
※作製する被せ物の本数や患者さまのお口の状況によっては、1回の治療で終えられないこともあります。
患者さまに安心して審美歯科治療を受けていただけるよう、最長5年の保証期間を設けております。
標準でおつけしている保証は、当院が独自におつけしている2年間の保証です。しかし、保証期間がもっと長いほうが安心だという患者さまもいらっしゃることでしょう。そこで合計5年間の保証が受けられる、第三者機関(ガイドデント社)による保証も導入しています。
こちらは任意保険ですので別途保険料がかかりますが、最長5年まで保証を受けられるようになります。また第三者機関(ガイドデント社)の保証に加入すると、転居等で当院に通えなくなった場合でも、全国のガイドデント社の提携歯科医院で保証を使って再治療が可能です。
※当院で定期的にメインテナンスを受けている方に限ります。
歯科用セラミックとは、歯科治療用に作られたセラミックのことです。主に白い詰め物(セラミックインレー)や被せ物(セラミッククラウン)の素材として使用されています。歯科用セラミックは保険適用されない素材ですので、セラミック治療も自費診療扱いとなります。
こちらでは、歯科用セラミックを用いた治療のメリットとデメリットをご紹介いたします。
歯科用セラミックには「ガラスセラミック」と「ジルコニア」の2種類があり、見た目の美しさや耐久性(丈夫さ)の面で異なる特徴があります。そのため治療の際は、それぞれの特性を踏まえて使用するセラミックを選択することが大切です。
例えば治療部位が前歯なのか奥歯なのか、補綴物の種類がクラウン・インレー・差し歯のどれなのかによって、適切な素材は違います。ここで素材の選択を誤ると、「前歯なのに見た目が悪い」「奥歯に入れたセラミックが短期間で割れてしまった」などの失敗につながってしまうのです。
素材選択の誤りは、実はよくある失敗例です。当院は患者さまに「後悔しない治療」をご提供するために、ご希望を丁寧に伺いながら、その方に合った素材をお選びしています。
セラミックインレーとは、セラミックでできた詰め物のことです。通常の詰め物のように、虫歯などで歯が欠損した部分をセラミックで埋め、再び噛めるようにする治療に使います。
保険のインレーではセラミックを使用できず、選択できるのは銀色の金属、いわゆる銀歯です。セラミックインレーは自費診療となるため値段の高さがデメリットではありますが、白い歯を希望される患者さまは近年増加しています。
セラミッククラウンとは、セラミックでできた被せ物のことです。通常の被せ物のように、虫歯や怪我などで歯が欠損した部分にセラミックの冠を被せ、再び噛めるようにする治療に使います。
保険のクラウンではセラミックを選択できないため、銀色の金属、いわゆる銀歯になります。自費診療のセラミックインレーは料金こそ少々高くなりますが、最近は白い歯のほうが良いと考える患者さまが多いです。
患者さまの中には、出っ歯や歯並びを改善するためにセラミッククラウンの差し歯にしたいと希望される方もいらっしゃいます。しかし、その場合の治療法は、前歯4本または6本を削ってセラミッククラウンを被せるというものが一般的です。治療のために健康な歯を大きく削る必要があり、後になって後悔する患者さまも少なくありません。一度削った歯は元に戻せませんので、治療の前はよく考えてから判断していただきたいと思います。
オールセラミッククラウン | 前歯:110,000円 奥歯:77,000円 |
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オールセラミックインレー・アンレー | 55,000円 |
ジルコニアクラウン | 110,000円 |
セレッククラウン(オールセラミック) | 77,000円 |
セレックインレー・アンレー(オールセラミック) | 55,000円 |
ラミネートベニア | 132,000円 |
セラミック治療の後に「痛い」「しみる」といった症状が出ることがあります。これらの症状には、歯を削ったときに生じる熱や振動などの刺激が関係しており、時間が経てば消えることがほとんどです。
治療で歯を削るときの刺激は、歯そのものだけでなく神経にも到達します。そのため治療直後は神経が過敏になっており、食べ物を噛むときや、熱いもの・冷たいものが歯に触れたときの刺激をいつも以上に察知しすぎてしまうのです。
以上が痛んだりしみたりする原因で、あくまで一時的なものですので基本的に心配はいりません。ただし、症状が長引く場合は、治療を受けた歯科医院に相談することをおすすめします。
※表示価格はすべて税込です。
審美歯科分野での治療経験が豊富な院長による、セラミック治療の特徴をご紹介いたします。
患者さまの健康を守るため、金属アレルギーのリスクがある銀歯を使用しない治療を行っています。
精密な治療のため「マイクロスコープ」や「セレックシステム」などの先進機器を備えています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
午前:9:00~12:00
午後:14:30~18:30
△:14:30~17:30
休診日:木曜・日曜・祝日